マイク・ライトウッドはセビーリャに生まれ、グラン・カナリア島ラス・パルマスで育ち、現在はマドリード在住。だが彼の心はいつもホグワーツ魔法魔術学校にあり、いつかそこからの手紙が届くのを今も待っている。文学熱が高じて2009年に文芸ブログAlas de papel(紙の翼、www.alaspapel. com)、その後YouTubeチャンネルMaikoVlogs(マイコブログス、www.youtube.com/MaikoVlogs)を開設。作家として執筆活動をしながら翻訳家としても活躍し、これまでに20点以上を翻訳、いくつかの出版社でリーダーをしている。
ホルヘ・レアルは1949年ベネズエラ生まれ。パイロットだったが、現在はスペインの刑務所での刑期を終えて執筆活動に専念。短編で数々の賞を獲得し、努力は報いられたといえる。若者の頃の写真を見た自身の娘が、彼の若かりし頃の冒険についてほとんど何もしらないと言ったことから、この本の執筆を決意した。本書は作者の初めての小説であり、実話にもとづく渾身の作。
ホルヘ・ボルピ(1968年、メキシコ生まれ)。小説に、La paz de los sepulcros(墓の平安)、El temperamento melanólico(鬱の気質)、El jardín devastado(荒れ果てた庭)、Oscuro bosque oscuro(暗黒の森)、20世紀の三部作En busca de Klingsor(クリングゾールを探して)、 El fin de la locura(狂気の終り)、No será la Tierra(地球じゃない)がある。
1982年度国民ジャーナリズム賞を受賞。「エルパイス紙」特派員、ラジオ番組「未来のクロニカ」(カタルーニャラジオ)のディレクター。さまざまな古人類学研究に協力し、この分野に関するテレビのルポルタージュを手がけた。カタルーニャ・トランスパーソナル協会の創設者で事務局長。バルセロナ・トランスパーソナル心理学研究所の研究に5年間協力。エンシソの恐竜遺跡の発掘隊の共同ディレクター。アルジェリアのタッシリの発掘調査でも三度共同ディレクターをつとめる。