ラルースは普及の精神を常に忠実に守りながら、現在は健康から食、芸術まで様々なテーマの作品を出版している。辞書によって言語教育分野での名声を高めた同社は、児童書で出版社としての体制をより完全なものとした。

一般向け書籍(思想、心理小説)と児童向け書籍(挿絵入り詩集)の出版社。

ラファエル・ジュステ(サラゴサ、1968年):地理学と歴史学を専攻し、美術史を専門とする。文化マネージャーとして遺産や現代美術の展覧会のキュレーションや企画を手がけ、この分野のガイドや記事を執筆。現在までに詩集『Trilogía de historia natural(自然史三部作)』を出版し、2004年からは、責任者を務めるPrames出版で仕事をしている。

1928年、ポンペウ・ファブラの後押しでM・アンティックとJ・カラウがプロア社を設立した。それ以来、ジャウマ・カブレ、ペップ・コイ、ジュアン・マルガリットらの作品、『オデュッセイア』、ダンテの『神曲』など世界の古典、現代の名作文学を出版、流通させてきた。