ロレンソ・モンタトーレは1983年マドリード生まれ。私家版でマンガの世界に飛び込み、多くのファンジンを創作し、紙上で独自の魅惑的な宇宙を見せてきた。それはECCによってモンタトーレ選集『Obras incompletas(非完全作品集)』(2015-2022)に集められている。『La muerte y Román Tesoro(死神とロマン・テソロ)』(DeHavilland、2016)の仕事のお陰で、バルセロナ国際コミック・サロンで新人作家にノミネートされた。このグラフィックノベルに続いて、『¡Cuidado, que te asesinas! (気をつけろ、自殺行為だ)』(La Cúpula、 2018)、『California Rocket Fuel (カリフォルニア・ロケット燃料)』(Sugoi Ediciones、 2019), 『Queridos difuntos (親愛なる死者たちへ)』(Sapristi、 2020) 、『La mentira por delante (嘘ありき)』(Astiberri、2021)を発表。最後の作品はフランシスコ・ウンブラルの独特な伝記で、スペインコミック批評家・プロモーター協会(ACDCómic)の2021年必読選書に含まれている。著書の中には、『Lola & Blu: La caja(ローラとブルー:箱)』(Bang Ediciones)などの児童書もある。